
こんにちは!【ビアマップスコラム】では、中の人が気になった巷のビアスポットや良いビールとの出会いをテーマに書いていきます。今回は東京神田から、厳選されたクラフトビール、ナチュラルワイン、日本酒が飲める買える酒サロン「Caliquors Tokyo(キャリカーズトーキョー)」について取り上げます。

実はこちらのオーナーの白石さんは2013年に誕生した日本初のクラフトビールの専門誌「TRANSPORTER BEER MAGAZINE」の初代編集長として、日本のクラフトビール界を牽引してきた人物ということは後日ネット記事で知りました・・・汗
いつものように中の人はふらりと立ち寄りひとり酒。昼間のビール奇行はお許しを。

ナチュールワインとクラフトビール、そして日本酒(燗酒)がずらり、オーナーのこだわりは 「造り手の顔が見えるもの」

樽生も飲めるのは嬉しい限り!しかも管理徹底されたタップ。

ビールは素晴らしいコンディションで提供、一杯目はご近所Craft Rockの「かぼすLager」で爽快に!

この日はYOROCCO、PASSIFIC、奈良醸造などが並んでいました。【+抜栓料】で、瓶缶も店内で飲めます。
とても気さくな白石店主とビールの会話を楽しみながら選んだのが「ひみつビール」。

ちびだら飲んでいたら・・・

気づくとグラスが2つになり、ビールを分け合っていました。
真っ昼間にも関わらず、既にお酒の入った"ツワモノ"がふらりと来店したのです。
結論、その"ツワモノ(=只者じゃない)"の正体は、通訳の仕事をしている女性でした。
北欧の色彩が映えるワンピース、コンパクトな麦わら帽子、独創的なアクセサリーを身に着けた上級者ファッション。
何より物腰やわらかく素敵なお人柄だったので、コミュニケーションも自然に捗りました。
まさかの出会いにお酒もしっかり入って会話も盛り上がってくると、実は通訳やコーディネーターの仕事の一環で、翌週にフィンランドから現地ブルワリーの社長が来ることになっていて神田でビール巡業をするための下見だったということで、来日タイミングで中の人も是非ご挨拶したい、という流れができた訳です。
この日は、奈良醸造のNITRO3兄弟を購入し、とてもいい気分で帰路につきました。

---<1週間後>---
乾杯!Crypto Beer Punksのメンバーと共にキャリカーズ再訪。

この日もバッチリ素敵な身なりの婦人と、恰幅の良いフィンランドの社長CHRISTIAN氏、ジャパンコーディネーターのTIINAさんの3名が来訪。どう見ても異色のセッション。日本とフィンランドのビール事情やそれぞれのカルチャーについて談話し盛り上がりました!フィンランドと言えばサウナ。現地で有名なサウナタウンの話に中の人も興味津々でした。

さて本題。彼らが持ってきたSALAMA BREWINGのクラフトビールをテイスティング。アートワークが秀逸です。

右の缶は、ブルワリー創業の関係者4人の顔がマージされているデザインらしく発想がなかなか面白い。

いずれもHazyIPAだったのだが、パッケージのイメージより強い感じはなくバランスの良い味わいとフレーバーでした。
ちなみにキーロゴは"電撃(衝撃)が走る雷”をモチーフにしているそう。

インスタもいい感じ!

最後に笑顔でパシャリ。とても気さくでポジティブなCHRISTIAN氏。まさに起業家や挑戦者というスピリットを感じました。実はフィンランドのビール醸造はずっと厳しい制約があり低アルコールしか造れず、最近ようやく解禁されたと思ったら、コロナショックが2年間あったため、とても大変だったと・・・いよいよ機は熟し本格始動という訳です。
中の人もこれを機にフィンランドという国への理解が深まり、彼らの挑戦に注目していきたいと思います。
日本でのコネクションやPRは必ずお手伝いすると約束し、握手を交わして別れました。
いやしかし、ひとり酒をしていただけで、このような国境を越える出会いにつながるとは。人生というのは何が起こるか分からないものですね。まさにビールは「コミュニケーションツール」です。
キャリカーズさんや白石店主に感謝ですが、聞けばこのお店の出会いから結婚したカップルもいるらしく。何かいい空気が流れているのでしょう。人と人とをつながる乾杯のチカラは偉大です。
それではまた。Good day everyone, 乾杯!!
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